Tシャツ豆知識・自分で描いたイラストでTシャツを作る方法

オリジナルTシャツ作りの醍醐味は、自分で好きなようにデザインできること。自分で描いたさまざまなイラストも、オリジナルデザインとしてTシャツにプリントすることができます。シンプルなイラスト、絵画のように色とりどりのイラスト、繊細な表現のイラストまで、自信作をTシャツにプリントして、レアな1枚を作ってみませんか?

自分で描いたイラストでTシャツを作る

オリジナルTシャツ作りの醍醐味は、自分で好きなようにデザインできること。自分で描いたさまざまなイラストも、オリジナルデザインとしてTシャツにプリントすることができます。シンプルなイラスト、絵画のように色とりどりのイラスト、繊細な表現のイラストまで、自信作をTシャツにプリントして、レアな1枚を作ってみませんか?

デジタルデータに変換する

自分で描いたイラストは、そのままではTシャツにプリントすることはできません。Tシャツにプリントするためには、基本的にはデジタルデータに変換します。(変換しない方法もありますが、この記事では取り上げません)

紙に書いたデータをデジタルデータにするには、スキャナーやスマホアプリを使う方法があります。

ただ、デジタルデータ化することに関してはそれほど心配しなくても大丈夫です。プリントはTシャツプリントの専門ショップにオーダーしますので、その際にショップにデータ変換も依頼します。多くのショップがイラストを撮影した画像からデジタルデータへの変換作業に対応しています。

ショップでイラストをTシャツにプリントする

ショップに手書きのイラストを送ります。イラストそのものでも問題ありませんが、スマホで撮影した画像を送ってもOK。もちろん自分でAdobe IllustratorやPhotoshopを操作できる人は、対応ファイルに変換して送ってもOKです。

イラストの場合、Tシャツショップでは、主に3種類の方法でプリントしています。それぞれのプリント方法に長所と短所があるので、イラストのタイプ、プリントする枚数、色表現などの要素を考慮してプリント方法を選択しましょう。

スクリーンプリンティング

スクリーンプリンティングは、Tシャツのプリント方法の中で、もっとも一般的なものです。スクリーンプリンティングは、以下のような場合に向くプリント方法です。

・数多くプリントする

・色数が少ない

・繊細なデザインではない

このようなケースでは、スクリーンプリンティングが最適です。スクリーンプリンティングでは、色ごとに版を作ってからプリントする必要があるため、版代が色数分かかります。そのため、プリント数が少ないと、1枚あたりの単価が高くなってしまうのです。反対に数多くプリントすればするほど単価は安くなるので、たくさんプリントする方はスクリーンプリントを選ぶといいでしょう。スクリーンプリントは使用可能なインクの種類も多く、また混ぜて色合いを調整することもできるのですが、細い線を描画したり、微妙な色を表現したりすることは苦手です。そのためイラストはなるべくシンプルで色数の少ないものが向いています。スクリーンプリンティングは、手作業によりプリントする味わい深いプリント方法です。どこのプリントショップでも取り扱っている方法ですので、イラストの条件が合えば、ぜひとも利用して欲しいプリント方法です。

デジタル転写

デジタル転写プリントは、専用の転写シートにコンピュータから直接デジタルデータをプリンターに出力し、さらに転写シートをTシャツ本体に圧着してプリントします。デジタルデータを直接プリンターで出力するため、フルカラープリントが可能です。デジタル転写が向くイラストのタイプは、

・色数の多いイラスト

・繊細な色表現を必要とするイラスト

・数多くプリントする必要はない

このような条件であれば、デジタル転写がイラストの魅力を最大限に引き出してくれます。デジタル転写は、版を作らないので少数のプリント向きです。

インクジェットプリント

インクジェットプリントは、専用のインクジェットプリンターを使用して、直にTシャツの生地にプリントする方法です。転写プリントと同じく版を作る必要がなく、フルカラーでの表現が可能。インクを直接生地に噴射するため、プリントの美しさだけでなく、プリントの手触りもひじょうにいいことが特徴です。インクジェットプリントが向くイラストですが、

・繊細な描画のイラスト

・繊細な色表現のイラスト

・数多くプリントする必要はない

このような条件のイラストであれば、その魅力を存分に引き出してくれることでしょう。

プリント方法別・メリットとデメリット

ここでご紹介したイラストのプリント方法について、メリットとデメリットをまとめてみました。

スクリーンプリンティングのメリット

・版を作るため、プリント枚数が多ければ多いほど1枚あたりの単価が下がっていきます。

・染み込みインク、ラバーインクなど、インクの選択肢が豊富。さらにシルバーやゴールドなどのカラーもプリント可能です。

・プロのプリント職人による手作業のプリントは仕上りが抜群。プリント自体の耐久性も優れています。

スクリーンプリンティングのデメリット

・色ごとに版を作るため、色数が多いと版代がかさみます。また、デザインが複雑になるとプリント作業自体の難易度が上がるため、3~4色のプリントが現実的です。

・版を作るため、少ない枚数のプリントには向きません。1枚あたりの単価は、他のプリント方法と比較して高くなります。

デジタル転写のメリット

・デジタルデータによるフルカラーのプリントが可能。写真や繊細な色表現が必要なデザインに向いています。

デジタル転写のデメリット

・デザインの周囲に縁取りが付きます。これはある意味デザインを強調するメリットとも言えますが、デザインが制限される場合もあります。

・転写シートで圧着させるのでプリントがごわつき気味になり、広い範囲にわたり通気性がやや悪くなります。

インクジェットプリントのメリット

・プリンターから直接インクを拭きかける方式のため、プリント部分が転写のようにごわつくことがありません。これはソフトな着心地にもつながります。

・デジタルデータをプリンターから直接出力するため、1枚からでも作れます。

・写真などの繊細な色表現や描写が得意。

インクジェットプリントのデメリット

・Tシャツの素材を選びます。ポリエステルにはプリントすることができません。

・Tシャツの生地のカラーがプリントに影響してしまいます。そのため、元データと実際のプリントで色合いが変化してしまう可能性があります。

・繊細な描写が可能ですが、元のデジタルデータ自体のクオリティが低いと、プリントも荒れてしまうため、クオリティの高いデータが必要になります。

自分で描いたイラストでTシャツを作る方法・まとめ

自分で描いたイラストでTシャツを作る流れとプリント方法、プリント方法別のメリットとデメリットについて紹介しました。

オリジナルTシャツは、プリントを外注するだけで、こんなにもかんたんに作ることができます。デザインの性質や、必要とする枚数を考慮するだけで、自分だけの1枚、仲間と共有する1枚はできあがります。会社や学校のサークル、スポーツチーム、イベント用など、思い出に残るTシャツを、あなたのオリジナルデザインで作ってみませんか?